メトロノーム [音楽]
僕が中学生の頃位からかなぁ
電子メトロノームがいっぱい出てきたのは
今では当たり前のように安い値段で販売されている電子メトロノーム
みなさんは電子メトロノームをどのように使ってますか?
電子メトロノームの利点と言えばやはりその安定感
どこに置いてもテンポが崩れることがない
リズムを刻んでくれている
合奏なんかだとアンプに繋いで大きな音にしたりしてますよね?
要は「耳でテンポを聴きそれに合わせる」ということをしていると思います。
それはそれで悪いというもんでもないんですが・・・
今回はそんな電子メトロノームではなく
昔からごく一般的な「振り子式メトロノーム」の特徴と、それを使った合奏練習を考えてみたいと思います。
「JBCバンドスタディ」のDVD(ビデオ)を見ていると、指揮者の位置あたりに大きなメトロノームを置いて、基礎合奏をしています。
僕が指揮しているMB吹奏楽団でも同じようにしようとバンドの前にメトロノームを置いてやってみました。
そこでこんな疑問がありました。
メトロノームを視覚で捉えて合わすって激ムズ^^;
音が鳴ってる時の針の位置を一回確認させてもらってから基礎練させてもらえるとありがたいですm(__)m
多分前列の人は音が聞こえてて耳でも合わせてはるんかな?と思いますが、ラッパボーン打チームは視覚のみです。。。「メトロノームの音が鳴ってる位置で合わす」という認識が果たして全員共通なのかな?という疑問もあります。
はい。
待ってました!な疑問です。
ではこちらをご覧ください。
ちょっとびっこひいてますが・・・
さぁ どこのタイミングで音がなってますか?
振り切ったところではありませんよね。
どうやら真ん中あたりのようです。
次にもっとゆっくり、詳しく音が鳴っているところはどこか確認してみましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=AhucYiSxmn0
あれ?
ど真ん中ではない?
しかも左右二か所にある!
そうなんです。
振り子式メトロノームはその構造から「この1点で音が鳴る」ということはできないんです。
なので振り子式メトロノームを凝視しながら音を聞いて、その音に合わせようとすると大変頭がこんがらがってきます。(笑)
ではどのようにあわせるのか?
針が真ん中らへんに来た時を打点とする。
ずいぶんいい加減のようですがこれしかないと思います。
みんなで合わせるときは、その打点の感じ方を共有することが大事になってきます。
これは指揮者の棒に対しても同じことがいえます。
指揮者は人間なので、打点と言ってもつねに同じ位置にくるとは限りません。
しかし合奏ではその打点をプレーヤーみんなで同じように感じなければいけません。
もっといえばアンサンブルなんかは究極です。
メトロノームも指揮者のもいません。
でも合わせていかなければなりません。
みんなどうやって合わせているのか?
隣の人、中心者の呼吸や動きを感じ合わせます。
いろんな例をだして、余計頭がこんがらがってきた?
要はメトロノームをつかっての合奏練習は
メトロノームを見て、周りの人がどこに打点を感じ、どのようにその打点に合わせようとしているのかを感じ合わせる。
そういう練習だと僕は思っています。
メトロノームの音が聞こえる聞こえないというのはあまり関係がありません。
ていうか
みんながメトロノームとばっちりタイミングがあって音がでたら、きっと誰もメトロノームの音は聞こえなくなると思います。
長々と書きましたが、よみかえってみてまだもうちょっとと思ったらコメントに書き込んでいきたいと思います。
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